
2025年7月16日、ベスト電器スタジアムで開催される天皇杯3回戦。J1のアビスパ福岡とJ3のギラヴァンツ北九州が、5年ぶりに公式戦で顔を合わせる。福岡県内に本拠地を置く両クラブによるこの一戦は、通称「福岡ダービー」と呼ばれ、地域の誇りとプライドがぶつかり合う熱戦として注目されている。
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両チームの戦術スタイル
アビスパ福岡は、3-4-2-1を基調にした堅守速攻型。
- 守備ではハイブロックとカウンタープレスを併用し、失点数はJ1でも上位。
- 攻撃は右サイドからのショートカウンターとセットプレーが主軸。
- 紺野和也のドリブル突破や岩崎悠人の背後狙いが鍵を握る。
一方のギラヴァンツ北九州は、4-2-3-1をベースにしたポゼッションとサイド展開の融合型。
- 中央攻撃とロングカウンターの比率が高く、浮き球とこぼれ球の回収力に長ける。
- 樺山諒乃介や岡野凜平らが左右から仕掛け、永井龍がフィニッシュに絡む。
過去の対戦成績
両チームのこれまでの対戦は、主にJ2リーグで行われてきた。通算成績は、アビスパ福岡 10勝2敗。
特に2020年のJ2開幕戦では、ミクニワールドスタジアム北九州が前売り完売となるほどの盛り上がりを見せ、アビスパが1-0で勝利。その後も福岡が優勢な戦績を維持している。
今日の試合に向けた選手コメント
ギラヴァンツ北九州のGK田中悠也選手は、試合前にこう語った。
「J1の福岡相手にどこまでやれるか。気合は入る」
また、ギラヴァンツの増本浩平監督も意気込みを見せる。
「私も選手も北九州愛が強い。だからこそ、福岡に勝てるように準備をする」
一方、アビスパ福岡側は「九州ダービー」を重視する傾向があるが、DF湯澤聖人選手はこの一戦に対して強い姿勢を示している。
「腑抜けた試合はできない。カテゴリーが上のチームとして、しっかり戦わないといけない」
今日の試合に向けた選手コメント
ギラヴァンツ北九州にとっては、J1クラブとの対戦は大きな挑戦であり、県内のサッカー熱をさらに高める可能性を秘めている。サポーターも「天皇杯決勝戦だと思って応援する」と語るほど、熱量は高まっている。
山笠が終えたばかりで熱気冷めやらない博多の街が今夜また一層熱くなる。
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