ゴール裏の応援団体が活動を休止している今、スタンドのどこにいても「応援したい」という気持ちは変わらない。メインでも、バックでも、そしてゴール裏でも。マリノスを想う心に、立つ場所は関係ない。
この記事では、横浜F・マリノスを代表するチャント10曲を紹介。初めて観戦する人も、何度も通っている人も、みんなで声を合わせて、選手の背中を押すきっかけになればうれしい。

マリノスの代表的なチャント10選
錨をあげろ
- 内容:勇ましく戦う姿勢を鼓舞するチャント
- 原曲:アヤックスのチャント
- 歌う場面:試合開始前や選手入場時に高揚感を高めるとき

優るあらめや
- 内容:横浜という街とマリノスへの誇りを力強く歌い上げるチャント
- 原曲:オリジナル(民謡調)
- 歌う場面:ホームゲームでの選手入場時や、横浜の誇りを示したい場面
最高の場所へ
- 内容:ACL準決勝などで歌われる、頂点を目指す熱いメッセージ
- 原曲:La Mosca Tse-Tse「Yo te quiero dar」
- 歌う場面:ビッグマッチや逆境の中で士気を高めたいとき
俺たちの声に魂で応えろ
- 内容:サポーターの熱い声援に、選手が魂で応えることを願うチャント
- 原曲:オリジナル
- 歌う場面:試合中の盛り上がり時や、ゴールを狙う場面
いつどこでも愛をこめて
- 内容:勝利への情熱と誇りを胸に、クラブの新たな歴史を刻む決意を歌うチャント
- 原曲:リヴァプールのチャント「Allez Allez Allez」
- 歌う場面:試合前の盛り上げや、クラブの節目となる試合で使用される

世界の果てまで
- 内容:アウェイ専用チャント。どこでも共に戦う姿勢を表現
- 原曲:Safari「Estoy Hecho Un Demonio」
- 歌う場面:アウェイゲームでの選手入場や試合前
この街にシャーレを
- 内容:タイトル獲得への願いを込めたチャント
- 原曲:アヤックスのチャント
- 歌う場面:優勝がかかる試合やホーム最終戦など

We Are Marinos
- 内容:マリノスの誇りと一体感を表す定番チャント
- 原曲:イギリスの童謡「The Animals Went In Two By Two」
- 歌う場面:試合前後、勝利の余韻を共有する場面
見せつけろ横浜を
- 内容:横浜の誇りを胸に戦う姿勢を歌う
- 原曲:CAサンロレンツォのチャント
- 歌う場面:試合中の盛り上がり時、攻撃のリズムに合わせて

どんな時でも
- 内容:苦しい時こそ支えるというサポーターの想い
- 原曲:ボカ・ジュニアーズ「Las Gallinas Son Asi」
- 歌う場面:劣勢時や逆転を狙う場面で歌われる
ゴール裏の応援団体が活動休止となったいま、マリノスを愛するすべての人の声が、スタジアムにとって何よりの力になる。
チャントは誰でも歌える“共通言語”。メインでもバックでも、ゴール裏でも。
みんなの声で選手の背中を押そう。歌う場所に決まりなんていらない──声を届ける気持ちがあれば、それで十分だ。
