
若き守備の司令塔、次なるステージへ進む
日本代表MF藤田譲瑠チマ(23歳)が、ベルギーリーグのシントトロイデンを離れ、ドイツのブンデスリーガ1部・ザンクトパウリへ完全移籍しました。これにより彼は初の5大リーグ挑戦を果たし、新たなチームでどのような活躍を見せるのか、注目が集まっています。
選手としての特徴
藤田譲瑠チマ選手は、守備的MF(ボランチ)として非常に優れた能力を持つ選手です。
以下に彼のプレースタイルをまとめます:
- 高い守備力とボール奪取能力 相手の攻撃を早い段階で止めることが得意で、対人守備でも優れたプレーを見せます。
- 広い視野と正確なパス 短いパスだけでなく、プレッシャー下でも正確な展開力を発揮し、攻撃の起点を担います。
- 豊富な運動量とリーダーシップ チームメイトへの声掛けも多く、キャプテンシーも評価されています。実際、パリ五輪では日本男子代表の主将を務めました。
ザンクトパウリとの縁
ザンクトパウリは独特な魅力を持つクラブで知られています。ドイツ北部ハンブルクを本拠地とし、ユニークなサポート文化が特徴です。藤田選手がこのクラブに加わることで、さらにその存在感を示すことでしょう。
また、ザンクトパウリにはかつて日本代表FW宮市亮選手も所属していました。宮市選手は負傷にも苦しみつつも、クラブでの活躍を通じてファンから支持を集めました。宮市選手の影響を受けた藤田選手が、新たな挑戦をどのように成功へ導くのか楽しみですね。
今回の移籍は、藤田譲瑠チマ選手にとって大きなステップアップであり、ザンクトパウリにとっても貴重な戦力の追加となることは間違いありません。これからの彼の活躍を期待しながら、クラブと選手の未来を応援したいですね!
藤田譲瑠チマ選手(ふじた じょえる チマ)は、2002年2月16日生まれの東京都町田市出身のプロサッカー選手です。守備的ミッドフィールダー(DMF)として活躍し、日本代表にも選ばれています!
キャリアの歩み
- ユース時代 藤田選手は町田市の大蔵FCでサッカーを始めました。その後、東京ヴェルディジュニアユース、そしてユースチームへと進み、2019年にはJ2リーグでトップチームデビューを果たしました。
- プロ経歴
- 2019-2020: 東京ヴェルディでJ2リーグ41試合に出場し、3得点を記録。
- 2021: 徳島ヴォルティスに移籍し、J1リーグで28試合に出場。
- 2022-2023: 横浜F・マリノスではJ1リーグ優勝も経験。
- 2023年以降: ベルギー1部リーグのシント=トロイデンに移籍。ここで50試合以上に出場し、ヨーロッパでの経験を積みました。