選手紹介
町野修斗（まちの しゅうと）は、ドイツ・ブンデスリーガ1部の名門クラブ、ボルシア・メンヒェングラッドバッハ（通称ボルシアMG）に所属する日本代表FW。1999年9月30日生まれ、三重県伊賀市出身。身長185cm、体重78kg。背番号は「18」。鋭いゴール嗅覚と柔軟なポジショニングを武器に、欧州の舞台で躍動するストライカーだ。
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経歴
地元・伊賀市でサッカーを始め、履正社高校では1年生からレギュラーとして活躍。高校選抜にも選ばれ、横浜F・マリノスの目に留まり、2018年にプロ入り。ギラヴァンツ北九州、湘南ベルマーレを経て、2023年にドイツ2部のホルシュタイン・キールへ移籍。昇格初年度に11ゴール3アシストを記録し、2025年夏に移籍金約17億円でボルシアMGへ完全移籍を果たした。
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プレースタイル
町野の魅力は、多彩なポジション適性と得点力。中央のストライカーとしてはもちろん、セカンドトップやサイドでも機能する柔軟性を持つ。トランジション時のスピードとセットプレーでの嗅覚は監督からも高く評価されており、「予測不可能なプレーができる」と称される B。ポストプレーやワンタッチでの落としも得意で、周囲との連携にも長けている。
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人物
温厚な性格で、インタビューでは「チームのために走ることが自分の役割」と語るなど、献身的な姿勢が印象的。温厚で誠実な性格の町野修斗は、地元・三重県伊賀市への強い愛着を持つ選手。その象徴が、ゴール後に披露する「忍者ポーズ」だ。これは2022年のオフシーズン、伊賀上野城での手裏剣体験がきっかけ。右手を上げてポーズを取ったところ、地元の従業員から「左手が上だ」と指導され、その人物を“師匠”と呼び、半年間鏡の前で練習を重ねて完成させたというエピソードがある。このポーズは単なるパフォーマンスではなく、「伊賀の誇りを世界に届けたい」という彼の思いが込められている。現在では日本忍者協議会のアンバサダーにも任命され、文化の担い手としても注目されている。SNSでは「子どもが真似している」「家族でポーズを決めるのが恒例」といった声も多く、親しみやすさと文化的深みを兼ね備えた人物像が浮かび上がる。
趣味は釣りと読書。ドイツ移籍後も、休日にはライン川沿いでリラックスする姿が地元メディアに取り上げられた。背番号「18」へのこだわりはJリーグ時代から続いており、ボルシアMGでも同番号を選択。
影響を受けた人物
高校時代から憧れていたのが、横浜F・マリノスで共に過ごした喜田拓也選手。プロ入り後の苦しい時期に「そういう経験があるからこそ強くなるよ」と声をかけられ、救われたというエピソードも。湘南ベルマーレでは山口智監督の下で戦術理解を深め、ドイツでは板倉滉や福田師王といった日本人選手との交流も刺激となっている。
代表歴
- 2022年カタールW杯メンバー（中山雄太の代替招集）
- 東アジアE-1選手権2022 得点王
- 国際Aマッチ8試合4得点（2025年7月時点）
