【3分でわかる】長谷川元希ってどんな選手?|(現V・ファーレン長崎)経歴・性格を徹底解説

長谷川元希の長崎移籍発表

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2025年12月30日、アルビレックス新潟はMF長谷川元希がV・ファーレン長崎へ完全移籍すると発表した。

長谷川は新潟での2年間でJ1の舞台を経験し、主力として稼働。特に2025年シーズンはリーグ戦全38試合に出場し、鉄人ぶりを見せつけた。今回の移籍により、2026年シーズンはJ1に昇格する長崎の一員として、新たなプロジェクトに加わることが決まった。

今でこそJ1で「代えのきかない存在」となった長谷川だが、法政大学4年時にはプロへの自信を失い、一般企業への就職活動を並行して進めていた。練習参加した甲府でチャンスを掴み取るまで、彼はリクルートスーツを着る可能性を現実的に残していたのである。この泥臭い背景こそが、今の彼のタフなキャリアを支える土台となっている。


ヴァンフォーレ甲府での4年間が示した出場数の安定感

シーズン クラブ リーグ 出場 得点 アシスト
2020 ヴァンフォーレ甲府 J2 2 0 1
2021 ヴァンフォーレ甲府 J2 36 7 6
2022 ヴァンフォーレ甲府 J2 40 8 4
2023 ヴァンフォーレ甲府 J2 39 7 6
2024 アルビレックス新潟 J1 33 1 1
2025 アルビレックス新潟 J1 38 7 4

プロ入り後、長谷川元希のキャリアを象徴したのは、出場数の圧倒的な安定だった。2020年から2023年まで在籍したヴァンフォーレ甲府では、リーグ戦通算117試合という数字を残した。

年度別の出場数は、36試合、40試合、39試合。大きな負傷や長期離脱がなく、シーズンを通して起用され続けた実績がある。この数字は、戦術への適応力だけでなく、コンディション維持における信頼の証と言える。

3年目にはエースナンバー「10」を背負い、天皇杯優勝やACLグループステージ突破を経験。突出した派手なスタッツだけが話題になるタイプではないが、どの指揮官のもとでもピッチに立ち続けた事実は、数字以上の価値をチームにもたらしていた。


J1の壁と向き合った「大嫌いな筋トレ」という肉体改造

2024年、J1のアルビレックス新潟へ移籍した長谷川は、これまでとは異なる質の壁に直面した。J2時代は技術で剥がせていた場面でも、J1の強度とスピードでは後手に回る。サイドでの守備に追われ、持ち味を出し切れない日々が続いた。

SNSで届く厳しい声に、チームメイトの前で涙を流したこともあったという。しかし、そこから彼は自らを根本から作り変える決断を下す。本人が「マジで嫌いだった」と公言していた筋トレや食事制限といった肉体改造に本格的に着手。フィジカルの強度を高めることで、J1の舞台にアジャストしていった。

その成果は数字に表れている。2025年シーズン、長谷川はリーグ戦全38試合に出場。フィールドプレーヤーとしてこの過酷な記録を達成した背景には、苦手な要素と正面から向き合い、自分をアップデートし続けた過程が存在している。


昇格クラブ・長崎への移籍と「数字の先」にある責任感

2025年12月30日に発表された長崎への移籍は、昇格組としてJ1に挑むクラブにとって戦力以上の意味を持つ。直近のシーズンでJ1全試合出場を達成したアタッカーの加入は、戦術的な計算を格段に容易にするからだ。

移籍に際してのコメントでは、新潟で全試合に出場しながらも勝利に導けなかったことへの自責の念が綴られた。また、2025年夏の時点でオファーが届いていた事実も明かしている。当時は残留を選んだが、今回は長崎が掲げるビジョンに共鳴し、新たな挑戦へと踏み出した形だ。

かつて甲府でACLを経験した彼にとって、新天地が目指す高い目標は、決して夢物語ではないだろう。言葉を飾るのではなく、今の自分に何ができるのかを冷静に見極めた上での選択とうかがえる。


新スタジアムのピッチで示すべき「適応」の形

長谷川元希という選手を評価する際、最も注目すべきは「いかなる状況でもピッチに立ち続ける」という一貫性だ。戦術理解度の高さと、肉体改造によって手にした強度が、どの指揮官にとっても外せないピースにさせている。

長崎の新たなスタジアムで、彼がどの位置に配置されるのか。攻撃を司る中心となるのか、あるいは構造を支える黒子として振る舞うのか。答えは、開幕後の起用方法と、彼がピッチ上で選ぶ最初のプレーに表れる。

綺麗なサッカーにこだわっていたファンタジスタが、泥臭く戦う術を身につけてJ1のピッチへ戻ってくる。その進化の跡は、結果という冷徹な数字とともに、新シーズンの戦いの中で証明されていくことになるだろう。


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