
複数メディアが報じるところによると、鹿島アントラーズは今夏の補強で、横浜F・マリノスのブラジル人FW、ヤン・マテウス(26)に対し正式オファーを提示済み。クラブ間交渉も順調とされており、実現すれば“名実ともにエース級”の獲得となる大型移籍となる。
⚽ 鹿島にとっての狙い
鹿島は今季、怪我人続出で攻撃力が手薄なため、ドリブルからゴールへの変換に優れる左利きWGの獲得を戦略的に進めている。今期より監督を務める鬼木達体制のもと、戦術の浸透も進んでおり、首位で後半戦を迎えた。攻撃陣の層を厚くすることで、鈴木優磨、レオセアラとの強力な3トップ形成を目指している。特別移籍期間の間にも小川諒也や千田海人など守備陣の補強も進められ、ヤンマテウスの獲得で総合的な戦力向上を目指す姿勢が鮮明。Jリーグ屈指の名門が2016年以来のリーグ制覇に向けて本気を見せている。
⭐︎ヤン・マテウス
1998年9月4日生まれ、ブラジル出身の26歳 2022年夏にモレイレンセ(ポルトガル)から完全移籍 2023年にはリーグ戦32試合出場で6ゴール 今季は17試合4ゴール。直近の鹿島戦では2得点を記録。
・サポーターの声
X上では、移籍報道に対する賛否両論が目立つ。
「ヤンマテウス 鹿島移籍 は勘弁してくれ……」
「ヤンマテウス鹿島移籍…代わりにアサニかーって思ったらヤンマテウス居なくなるの書いてって笑った。」
移籍への驚きと困惑を示す声が多く、クラブとしての大きな戦力ダウンを懸念するサポーターもいる。
今後の日程・着目点
ただクラブからは公式Instagramにてアンデルソンロペスとヤンマテウスのホットラインについての投稿を行っており、これがどちらの意味なのか注目が集まる。交渉が順調との報道を踏まえ、今夏の移籍市場期間中が注目タイミング 鹿島がマテウスを獲得した後、マリノスは次なる補強(例:ヤシル・アサニなど)をどう進めるかが焦点に。