「兄弟でプロ入り。Jリーグを支える実力派兄弟選手5組【2025年版】」

Jリーグには、兄弟そろってプロの舞台に立っている選手が少なくない。育成環境や才能だけでなく、互いを刺激し合う関係性がパフォーマンスに表れるケースも多い。今回は、2025年時点で現役としてプレーしている「実在の兄弟Jリーガー」を5組紹介する。

1. 三竿 雄斗(パース・グローリーFC)× 三竿 健斗(鹿島アントラーズ)

兄・雄斗はAリーグ(オーストラリア)のパース・グローリーFCに在籍。左サイドバックとして堅実な守備とクロスを武器にしている。

弟・健斗はボランチとして鹿島アントラーズに復帰。海外移籍を経て、再びJ1の中心選手に。

2017~2018年には鹿島で同時在籍しており、Jの舞台で兄弟共演も実現済み。

2. 酒井 高徳(ヴィッセル神戸)× 酒井 宣福(サガン鳥栖)

兄・高徳は日本代表歴を持ち、現在も神戸でキャプテンシーを発揮する守備職人。

弟・宣福は攻撃的なポジションを主戦場に、J1・J2をまたにかけてプレー。2025年から鳥栖に所属。

ポジションもプレースタイルも異なるが、どちらも経験豊富なユーティリティ性が持ち味。

3. 福田 湧矢(東京ヴェルディ)× 福田 翔生(湘南ベルマーレ)

湧矢は東京Vで主力として活躍。2023年のJ2昇格に大きく貢献した。

弟・翔生は湘南で鋭いドリブル突破を武器に台頭中。

2025年には兄弟が同じJ1の舞台に立ち、直接対決が話題となった。

4. 前 貴之(ジェフユナイテッド千葉)× 前 寛之(FC町田ゼルビア)

兄・貴之はJ2の千葉で左サイドバックとして出場を重ねる。

弟・寛之は町田の中盤を支える要として、J1で奮闘。

札幌ユース出身の2人は、育成年代から高い評価を受けており、現在もそれぞれの舞台でプロキャリアを築いている。

5. 宮市 亮(横浜F・マリノス)× 宮市 剛(いわてグルージャ盛岡)

兄・亮は度重なるケガを乗り越え、横浜FMで復活を目指す快速アタッカー。

弟・剛はJ3・いわてで長くプレーするストライカー。

高校時代から注目されたスピードとフィジカルを兼ね備えた宮市兄弟は、現在もそれぞれのステージでキャリアを継続中。

Jリーグには、血縁関係だけでなく“背中を見て育った”強さがある。兄弟で同時にプロを目指し、夢を叶えた彼らの歩みは、今後も注目に値する。

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