世界リーグランキング2025|Jリーグは“アジア最強”18位、欧州5大リーグの独走、注目の中堅リーグは?

Opta世界リーグランキングとは?最新版から見えるサッカー勢力図

まず、世界中のサッカーファンや分析者が参照する「Opta Analyst」の世界リーグランキング最新版が更新された。Optaは試合データをもとに各リーグの競争力・質・選手レベルなどを総合的に評価し、毎年詳細なランキングを発表している。

さらに、クラブ単位ではなく「リーグ全体」を俯瞰できるため、各国サッカーの現在地を知る上で最も客観性の高い指標の一つとされる。今回のランキングでも、世界の勢力図がどのように変化し、そして日本のJリーグがどこまで評価されているのかが明確に示された。


順位リーグ名前回比
1イングランド・プレミアリーグ
2スペイン・ラ・リーガ
3ドイツ・ブンデスリーガ
4イタリア・セリエA
5フランス・リーグ1
6イングランド・チャンピオンシップ
7ベルギー・ジュピラー・プロリーグ
8ブラジル・セリエA
9ポルトガル・プリメイラリーガ
10アメリカ・MLS

欧州5大リーグのTOP5維持

次に注目すべきは、いわゆる“5大リーグ”がトップ5を完全維持した点である。
1位プレミア、2位ラ・リーガ、3位ブンデス、4位セリエA、5位リーグ1という序列はここ数年ほぼ不動だ。

さらに、特にプレミアは“別格”とも言える圧倒的スコアを叩き出している。選手の質・投資額・観客動員・放映権など、あらゆる側面で他リーグを大きく突き放しており、その差はランキング上でも如実に表れる。その結果、欧州5大リーグは世界中の才能を引き寄せ続ける安定した基盤を維持していると言える。


イングランド2部が6位の高評価

しかし、今回のランキングで最も驚きを呼んだのは、6位にイングランドの2部リーグ(チャンピオンシップ)がランクインしたことだ。欧州5大リーグに次いで世界6位が同国の2部という構図は、改めてイングランドサッカーの層の厚さを象徴している。

加えて、クラブ規模や資金力は2部の水準を大きく超えており、プレミアからの降格組が高額投資を継続している点を踏まえても、もはや“世界最高峰の2部リーグ”と呼ぶにふさわしい。


ベルギー7位とエールディビジ15位が示す“欧州中堅の実力”

順位リーグ名前回比
11アルゼンチン・リーガプロフェシオナル
12デンマーク・スーペルリーガ
13ポーランド・エクストラクラサ
14トルコ・スュペルリグ
15オランダ・エールディビジ
16クロアチア 1.HNL
17ドイツ・ブンデスリーガ2部
18日本・J1リーグ↑1
19スイス・スーパーリーグ↓1
20スペイン・セグンダ

次に、日本人が多く挑戦してきたベルギー・ジュピラーリーグが7位にランクインした点も見逃せない。欧州上位リーグほどの資金力はないものの、若手の登竜門として確固たる地位を築いており、冨安健洋、遠藤航、三笘薫らが欧州で評価されるまでの道筋を辿ると、その重要性がより明確になる。その結果、世界7位のリーグに日本人が継続的に挑む流れは、日本サッカーの発展にとって大きな追い風だ。

一方で、上田綺世が所属するオランダ・エールディビジは15位まで後退した。近年は有望株の流出やリーグ全体の投資力低下が影響し、かつてのTOP10常連のポジションから後退した形だ。とはいえ、アヤックス、フェイエノールト、PSVといった名門が担う育成力と攻撃的スタイルは依然として評価が高く、“世界へ選手を送り出すリーグ”としての価値は揺らいでいない。


Jリーグは世界18位でアジア最強

順位リーグ名前回比
21メキシコ・リーガMX↑1
22ノルウェー・エリテセリエン↓1
23スウェーデン・オールスヴェンスカン
24コロンビア・プリメーラA↑1
25ロシア・プレミアリーグ↓1
26キプロス1部
27チェコ1部リーグ
28エクアドル・リーガプロ
29ギリシャ・スーパーリーグ↑1
30サウジアラビア・リーグ↓1

では、アジアの中ではどうか。今回最も注目すべきは、Jリーグが世界18位で“アジア最強”と評価された点である。ACLの戦績を見ると、サウジアラビアの大型補強や韓国勢の安定感から「アジア最強はどこか?」という議論は続いてきた。しかしOptaの最新評価では、18位のJ1がアジアトップとなり、続いてサウジが30位、韓国Kリーグが35位という序列が示された。さらに、Jリーグの競争力、選手層の厚さ、戦術の多様性が世界的にも高く評価されていることが、今回の順位からも理解できる。


スコティッシュリーグの意外な位置と日本人との縁

順位リーグ名前回比
31イタリア・セリエB
32ハンガリー NB I
33オーストリア・ブンデスリーガ
34モロッコ・ボトラプロ
35韓国 Kリーグ1
36パラグアイ・ディビシオンプロ
37イングランド・リーグ1
38ルーマニア・リーガ1
39スコットランド・プレミアシップ
40アルジェリア・リーグ1

最後に、日本人との縁が深いスコティッシュ・プレミアシップを見ると、今回は39位という結果だった。かつて中村俊輔、水野晃樹、前田大然、古橋亨梧、岩田智輝らが所属し、日本人が躍動してきたリーグであるにもかかわらず、イングランド3部(リーグワン/37位)より下に位置する評価となった。セルティックやレンジャーズの2強が存在感を示す一方で、リーグ全体の層の薄さがスコアを押し下げたと考えられる。

さらに興味深いのは、“スコットランドで出場機会が限られた選手が別のリーグで花開く”ケースが多い点だ。たとえば岩田智輝はセルティックでチャンスが限られたものの、移籍先のチャンピオンシップ(世界6位)でレギュラーとして評価を高めている。このように、リーグランキングと選手個々の実力は必ずしも一致しない好例と言える。


まとめ

総じて、今回のOptaランキングは、Jリーグが世界で確実に評価を高めていること、そして日本人が挑戦する欧州中堅リーグの価値がより明確になったことを示している。5大リーグの圧倒的な地位は揺るがないものの、それ以外の多様なリーグにも日本サッカーと深く結びつく重要な舞台が存在しており、日本人選手たちがそこで存在感を強めている構図が浮かび上がった。


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