サッカー選手のラーメン屋まとめ【2025年最新版】実在店舗だけ厳選紹介

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金森健志がメルボルンシティに移籍─突如アビスパ福岡から発表があった。報道が駆け巡った「ラーメン屋はどうなるの?」と思ったサポーターも少なからずいたのではないか。

アビスパ福岡の背番号7、切れ味鋭いドリブラーである金森は、ピッチ外でも異彩を放ってきた。2024年12月にオープンしたラーメン店『らーめん はや川 警固店』。オープン以来行列の絶えない人気店。味噌に特化した潔さと、製麺所出身という金森のルーツが詰まった本気の一杯で、地元・福岡のラーメンファンを唸らせてきた。

この金森のように、現役・元プロサッカー選手が本気でラーメン店を経営しているケースがいくつか存在する。今回紹介するのは、そんな“本物のサッカー×ラーメン”を体現する3軒。そして最後に、ある若き才能の「原点の味」にも触れておきたい。

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金森健志|らーめん はや川(福岡県福岡市)

アビスパ福岡の攻撃陣を支える金森健志。彼は2024年末、地元・福岡市の警固エリアに味噌ラーメン専門店『はや川』をオープンした。

実家は製麺所という筋金入りのラーメンDNAを持ち、スープ・麺・内装まで本人のこだわりが詰まっている。本人が厨房に立つこともあり、プロの現場から直でラーメンが生まれるという異色の店だ。

らーめん はや川 警固店 (赤坂/ラーメン)
★★★☆☆3.30 ■予算(夜):¥1,000~¥1,999

 盛田剛平|盛田軒 〜もりたラーメン研究所〜(埼玉県さいたま市)

浦和、大宮、広島などで活躍し、19年間のプロキャリアを送った元FW盛田剛平。引退後は地元・宮原にて「ラーメン研究所」を立ち上げた。

店名通り、盛田本人がスープを仕込み、厨房に立ち、毎日の営業に関わっている。「探究心」と「継続力」という、サッカー選手の特性がそのままラーメンづくりに活きている。

盛田軒 (宮原/ラーメン)
★★★☆☆3.46 ■予算(夜):~¥999

前川正行|元祖京都ラーメン 光正(京都府京都市)

京都サンガ、愛媛FCなどでプレーした前川正行が立ち上げたのが、京都市の「光正ラーメン」。西小路通に面した落ち着いた佇まいの店で、からあげとラーメンの2枚看板が地元客に支持されている。

クラブでの現役時代は堅実なプレーで知られた前川だが、ラーメンに関してもその姿勢はブレない。実直な味と、どこかホッとする空気感が、食後の余韻まで包み込む。(2025年8月現在休業中/食べログ)

ラーメン光正 (円町/ラーメン)
★★★☆☆3.09 ■予算(夜):~¥999

番外編①|大迫塁の実家は「えびすラーメン」

C大阪ユースからプロ入りを果たした大迫塁。その実家が鹿児島で営んでいるのが「えびすラーメン」だ。

セレッソ大阪の公式YouTubeでも本人が紹介しており、幼少期のルーツがこの店にあることがわかる。午後には麺が売り切れるほどの人気で、地元では知られた存在。プロサッカー選手を育てたラーメン、というストーリー性も含めて一度は訪れてみたい場所だ。

えびすラーメン (慈眼寺/ラーメン)
★★★☆☆3.09 ■予算(昼):~¥999

番外編②(閉店済)|玉田圭司の「MONJA DINING TAMA」

名古屋グランパスや日本代表で活躍した玉田圭司がかつて関与していたのが、千葉県習志野市の「MONJA DINING TAMA」。

もんじゃ焼きが看板メニューで、店内には玉田のユニフォームやサッカーグッズが並び、ファンにとっての“聖地”的存在だった。クラブ公認ではないものの、Jリーグファンの間では「サッカー選手の店」として語り継がれている。

現在は閉店しており、訪問は叶わないのが非常に悔やまれる。

MONJA DINING TAMA (津田沼/もんじゃ焼き)
★★★☆☆3.01

まとめ

Jリーガーの中には、ラーメンに真剣に向き合っている者たちがいる。引退後のセカンドキャリアとして、あるいは現役中から“もう一つの情熱”として。サッカーとラーメン、どちらも真剣勝負の世界だからこそ、そこに共通するものがあるのだろう。

ぜひ、次の遠征や旅行で「この一杯」に出会ってほしい。


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